遺産相続

父が亡くなって早16年、家の名義がそのままになっていたのだが、最近、火災共済保険の契約者と家の所有者の名義が異なっていると保険金に税金がかかってしまうということを知り、名義変更を思い立った。

以下は、この相続登記の記録(備忘録)である。

当然登記なんてやったことないし、何から手を付けたらいいのかさっぱり分からなかったのだが、とりあえずネットで調べてみた。
すると、今年の1月15日から半ライン申請(特例方式)で申請できるということが分かった。
(注:半ラインとは、一部がオンライン手続きだからそういうらしい・・・。)

しかも今だったら、オンライン登記申請に係る登録免許税の税額控除(オンライン減税)があるらしく、まさにグッドタイミング!!
オンライン手続きには電子証明書が必要だが、この前、確定申告のために住基カードと電子証明書を取ったし、これを利用しない手はない。

と、いうわけで早速法務局ホームページ
そして、ここの業務のご案内ページにあった不動産登記に関するところを見ながら何をすればいいか情報収集。

で、本来、相続人が全部で3人なのだが、法定相続分のとおりに相続しないので、遺産分割協議によって相続した場合の申請書の様式・記載例を参考に準備を進めた。

とりあえず今回必要なものは、
1.登記申請書
2.登記原因証明情報(相続関係説明図(被相続人・相続人全員の戸籍謄本)、遺産分割協議書(印鑑証明書)
3.住所証明書(住民票の写し)
だ。

このうち、登記申請書はオンラインで提出するものだが、この申請データには、登記原因証明情報の相続関係説明図と遺産分割協議書をそれぞれPDFに変換して添付する必要がある。
そして、この相続関係説明図と遺産分割協議書の原本は、法務局へ郵送または持参する必要がある。
また、その他の書類(戸籍謄本、印鑑証明書、住民票の写し)はオンラインでは提出せずに原本を法務局へ郵送または持参する。

また、手続きには、法務省のオンライン申請システムからソフトウェアをダウンロードしてインストールする必要があったが、これが結構やっかいで、本当に手順書の通りにインストールする必要があった。
JAVAのバーションも固定されている。(最終的にここに落とし穴があった。詳細は後述する。)

インストールした申請書作成支援ソフトを起動し、各項目を入力していく。
申請書の添付情報の欄にどう書いたらいいのか悩んだが、結果的には次のように入力した。
登記原因証明情報(特例)(PDF)
住所証明書(特例)

この「特例」というのが、半ライン申請と言われる所以で、書面を出すよってことらしい。
またここには書面を「送付」するのか「持参」するのか書くのが望ましいとあったが、望ましい程度で記入するわけにはいかない(笑)。
送付するか持参するかは、そのときの都合(気分)次第だ。

また、ここでは課税価格で悩んだ。
父が亡くなったのは、16年前。
当時の価格なのか、今の価格なのか悩んだ。
ネットで調べてみたら、誰かが当時の価格だというようなことを書いていたのでその通りにしたら、結局違っていて、後に補正指令を受けることになった。
登録免許税は、登記に掛かるものだから現時点での価格というのが正解らしい。
よくよく考えてみたら、なるほどと納得。

そして、登記原因証明情報として、相続関係説明図、遺産分割協議書を作る必要があった。
どちらも記載例に従って作成するだけだったが、相続関係説明図には被相続人と相続人全員の戸籍謄本を添付する必要がある。
この戸籍謄本というのがやっかいで、被相続人の幼少期まで順を追って探していく必要があった。
さらにこの戸籍謄本は、最近変わったらしく、全部事項証明書というのになっていて、一筋縄ではいかなかった。
とにかく、今の全部事項証明書から昔の戸籍謄本まで幼少期まですべて揃える必要がある。
県内で移動しているだけならいいが、県を跨ぐと大変だ。
しかも、一つずつ順を追っていかないと、どこを渡り歩いてきたのか分からず、これに一番時間と手間が掛かった。

また、遺産分割協議書には印鑑証明書が必要だが、これは申請人以外の分だけで良い。

住所証明書の住民票の写しは、住民票コードがあれば不要と書いてあったので、住民票コードが分からない分だけ取ったが、ここにも落とし穴があった。
被相続人の住民票の写しまで必要だったのだ。
死んだ人の住民票・・・これには笑った。
被相続人の住所を確認する必要があるらしい。

それと、添付書類は、戸籍謄本については相続関係説明図を提出すれば還付されるらしいが、その他の書類については謄本を作成する必要があった。
相続関係説明図は別にいらないが、遺産分割協議書と住民票と印鑑証明はまだ使うので、これらはコピーして原本に相違ありませんと記入し、印鑑を押しておく必要がある。

さて、以上で今回分かったことは一通り書いたつもりだ。
これで次に誰が死んでも大丈夫だろう(笑)。

次回は、手続き当日の様子をドキュメンタリーでお送りするので、期待しないように(笑)。

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